機械装置メーカー

機械振動による接点の誤動作を抑えるため、耐振仕様の接点付圧力計を提案した事例をご紹介します。

お客様は台湾南部に拠点を置く機械装置メーカーで、約半世紀にわたり、押出成形機や工業用ミキサーなど、食品・化学分野向け設備を製造しています。

2-1. 技術的課題

設備運転時の強い振動により、接点付圧力計の指針と接点が不安定になり、スイッチ信号が頻繁に誤作動していました。また、低圧レンジでは十分な作動力を得るために大きなダイアフラムが必要になりますが、装置周辺の設置スペースが限られていました。

2-2. 納期上の制約

指針の振れを抑える一般的な方法として、ケース内部へ封入液を充填する液封式があります。当時、液封式の接点付圧力計を国内で短納期調達できる供給元は限られ、輸入部品に依存すると納期が長くなる可能性がありました。

3. 要求事項

PRE4マグネットスナップアクション式接点付圧力計は、磁力を調整することで、振動による接点のチャタリングを抑えます。さらに封入液を使用すると、指針の振れと誤信号を低減できます。将来の選択肢として、指針振動の影響を受けないMXE4デジタル接点付圧力計と、DIS-Cサニタリーダイアフラムシールを組み合わせる構成についても開発を進めました。

耐振対策を施した接点付圧力計を採用することで、接点信号の安定性を改善し、輸入品の入荷を待たずに設備の製作と納品を進めることができました。

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