現場指示とPt100による4–20 mA出力を一体化したDTHITの導入事例です。
1. 顧客概要
華新麗華(Walsin Lihwa)
華新麗華は、台湾の電線・ケーブルおよび特殊鋼分野で事業を展開する企業です。1966年の設立以来、台湾内外に生産・販売拠点を設け、近年は不動産やテクノロジー関連分野にも事業を広げています。
品質管理と安定した生産体制を基盤に、国際的な産業サプライチェーンへ製品を供給しています。

2. 課題
スマートファクトリー化に伴い、現場指示だけでなく、4–20 mAなどのアナログ出力を利用したデータ収集、遠隔監視、集中管理への需要が高まっています。
設備に取り付けられていた機械式指示温度計が経年劣化で故障し、現場での目視確認に加えて、遠隔監視とデータ収集にも対応する代替品が必要となりました。ただし、配管周辺に新たな取付口を追加するスペースがなかったため、現場指示とアナログ信号出力を1台にまとめる必要がありました。

3. 提案製品
DTHITは、現場指示と信号出力を一体化した温度計です。MTB.Sバイメタル式温度計の目盛指示に加え、内部に測温抵抗体(RTD)Pt100と温度トランスミッタを組み込み、4–20 mA信号を出力します。
1つの取付口で現場指示と遠隔信号の両方を得られるため、設置スペースを抑えられます。また、現場の指示値と上位システムの測定値を照合でき、点検時の確認にも役立ちます。
(関連情報: DTHIT 現場指示・信号出力一体形温度計)

4. 提案内容と結果
限られた設置スペースへ短納期で対応できた点と、仕様検討から納品までの技術サポートについて評価をいただきました。
SJ Gaugeは、既存設備の制約と必要な監視方法を確認し、標準製品を基に用途へ適合させる提案を行っています。本事例では、現場指示と遠隔出力を一体化することで、配管を変更せずに監視機能を追加しました。





